5月19日 子ギツネこんこん♪

今日は、畑仕事をしている知人の一報で、当麻へ子ギツネを見に行ってきました。

水田横の斜面に掘られたキツネの巣から、こちらを見ているまなざしが・・・。
いましたいましたよー、あどけなーい顔をした子ギツネが!


この子は好奇心旺盛らしく、外の世界がどうも気になるようです。外にチョロチョロ出てきます。そのうち、巣からはもう一匹、めんこい顔が。

そうこうしているうちに、わらわらと子ギツネが巣穴から顔を出し始めました。どうもこの巣穴には5,6匹の子ギツネがいるようです。


皆、思い思いに外の陽を浴びて、気持ち良さそうに過ごしています。中にはウトウトと寝ている子も。

しっぽ当たってますけど・・・?

子ギツネたちが遊んでいるとき、親ギツネはというと、巣の周りでしっかり見張りをしています。キリリとした目と、ピン!と立てた耳で、子ギツネたちを守っています。

知人の話によると、夕方頃、親ギツネが餌をくわえて子ギツネたちに与えるそうです。
子ギツネたちは少しずつ外の世界になれていき、このあどけない顔も、キリッと精悍な顔つきの一人前のキツネになっていくのですね☆

森の中はこれから出産、子育てとベビーラッシュシーズン突入です。楽しみな季節がまたやってきました♪


photo/ペンション山の上
文/木守りりんご

5月19日 カタクリ咲きました!〜上川〜

上川でカタクリが綺麗に咲き出しました!もちろんエゾエンゴサクなど春の花々も一斉に咲き始めました。

エンレイソウ フキ

森には山菜もいっぱい!今日も晩のおかずのために少し採っていくことに。

フキ ウド

森の中を歩いていると、よくこんな木を見かけます。


これは、エゾシカが冬の間に食べたあとです。白っぽい部分が、エゾシカが樹皮を剥いで食べたあとです。この白い部分より下は、雪に埋もれていた部分です。この木を見ると、シカが食べたのだな〜ということのほかにも、ここまで雪が積もっていたのだな、ということも同時に分かります。自然の中には、いろいろなことをあらわしているサインがあって、面白いものです。


そんなことの1つにコブシ占いがあります。大雪山麓の山には今、コブシの花が咲き、見ごろを迎えています。昔、そのコブシの花の咲き方でその年の作物のなりや天候を占っていたそうです。
コブシの花が上向きならその年は天候が良く、横向きなら風が強く、下向きは天候が悪いといわれています。また、花のつきが良い年は農作物のなりも良いそうです。さて、今年は・・・?

横向きで花がいっぱい!というわけで、風は強いけど、農作物のなりが良さそうです☆

photo・文/木守りりんご