7月19日 お鉢平展望台へ、そしてナキウサギ!

久々の快晴に近い晴れ。

9日に北海道に来て初めての山日和。ニセイカウシュッペもようやく見ることができました。

黒岳の斜面はウラジロナナカマドの花はほとんど終わりましたがウコンウツギとチシマノキンバイソウが斜面をうめています。

コガネギクやチシマアザミの花の準備も整いタカネトウチソウが青空に映えていました。

コガネギク チシマアザミ

タカネトうウチソウ

頂上では北鎮岳の白鳥と千鳥の雪渓がくっきりと目に入り、遠く旭岳の向こう側に噴煙が上がっているのが見えました。
 

黒岳石室付近から雲の平にかけて花はチングルマやエゾコザクラやエゾノツガザクラミヤマキンバイ、ミヤマリンドウなど、白、ピンク、黄色、青紫と色鮮やかです。


エゾコザクラ ミヤマリンドウ

コマクサ

お鉢平は雪渓も沢山残っていて見応えのある景色でした。

お鉢平ヘの行き帰りに必ず通る岩場にはナキウサギが棲んでいます。そして、そこを通るたびにナキウサギが顔を見せてくれます。このナキウサギの写真は10日16日18日19日に出会ったナキウサギたちです。

花がきれいで、登ればほとんどといっていいぐらいナキウサギシマリスに会える大雪山、登山された方々は「また来たい!」と口にされます。
今、ナキウサギシマリスの子どもが成長する時期で、子どもたちが元気に駆け回っています。声は聞こえるけれどなかなか姿を見ることが難しいと言われているナキウサギ、黒岳ではかなりの確率で会うことができます。
会えたら何故か「ラッキー! ^.^」と思えるナキウサギに是非会いに来て下さい。

photo&文 KEI