7月20日 アンガス牧場は今・・・

大雪山連峰が見渡せるアンガス牧場には毎年ソバやヒマワリの花が植えられて、大雪山連峰と花の景色が見る人の目を楽しませていました。しばらく訪れていなかったので、アンガス牧場が今どうなっているのかを見に行きました。
かつてソバ畑だったところはジャガイモ畑になっています。

薄紫のジャガイモの花は大雪山連峰をバックに生き生きと育っていました。

いつものヒマワリ畑には20〜30cmのヒマワリが背比べをするように立っていました。この花が咲くのは8月の中旬ぐらいでしょうか?

アンガス牧場のもう一つの楽しみは、ベレルというレストランの美味しい食事とプリンでした。今、ベレルは無料休憩所になっていて、中に入ると「大雪山ガーデン 森の迎賓館」というパンフレットが置いてありました。

北海道には北海道ガーデン海道と呼ばれている旭川富良野〜十勝をを結ぶ全長200kmの中に7つのガーデンがあります。
アンガス牧場から旭川方面に向かった永山町にはその一つ「上野ガーデン」があります。同じくその一つである富良野の「風のガーデン」は2008年秋に放映された倉本聰脚本の『風のガーデン』というドラマの舞台になった庭で、そのデザイン・制作されたのが上野ファームの上野砂由紀さんです。
その上野さんがアンガス牧場の「大雪山ガーデン」のメインエリアのガーデンデザインをされるということを知り、上野ガーデンへ行ってみることにしました。

上野ガーデンには、目を見張るような色鮮やかな様々な花が庭中に咲き誇っていました。人の手で植えられているけれど自然の風合いを保った、感動したり癒されたりするようなお庭です。

存在しているだけで人の心を解放し感動させる大雪山連峰と人が手を加えているけれど自然が生きているガーデンがどう調和するのか、「大雪山ガーデン」の出来上がりが楽しみです。
大雪山ガーデン 森の迎賓館」はいろいろな広場や森や谷そしてレストランや森のダイニングキッチンなども予定されています。
2013年プレオープン、2014年グランドオープンだそうです。

大雪山連峰をバックにジャガイモの花を見て、もうすぐ咲くであろう一面に広がる黄色いヒマワリを想像し「上野ファーム」へ足を運ぶというコース、上野ファームには軽食やスイーツをいただけるカフェや雑貨のお店もあり、山好き花好きの方には喜ばれると思います。

photo&文 KEI