2月13日 ちょっと春めいてきました!
今年の冬は雪が非常に多く、上川の町の中も層雲峡も雪がたくさん積まれています。
森の中を歩く時も、スノーシューをはいていても埋もれるくらいです。
屋根に積もる雪
エゾシカたちも、森の中は歩きにくいらしく、道路や家の周辺に現れています。
モキュモキュと口いっぱいに葉を頬張るエゾシカに出会いました。
おいしそうに食べますね〜。
ここ数日、朝の気温は−10℃ほどありますが、昼間は少し暖かくなってきました。
それでも2月半ばということで、まだまだ冬なのですが、日中の日差しになぜかちょっと春を感じます。
自分は何に春を感じているのかなと思いながら森を歩いていると、その証拠を見つけました!
キタコブシの芽です。ほわほわの毛に覆われた芽はすこーし膨らんでいます。
今年は花が沢山咲きそうで、枝にはたくさんの芽がついていました。ちょっとだけ春の足音が聞こえてきたようです。
森では、エゾモモンガの痕跡があちこちに見られます。
木のまたにフンがあったり、食べた葉が落ちていたり。
きっと明け方や夕方、モモンガたちがこの森を飛び回っているのでしょう。想像するだけで楽しくなります。
木の上には、シマエナガがやってきました。
この鳥は、大群で騒がしく嵐のようにまわりにやってきて、嵐のように去っていきます。
かわいい小鳥たちに囲まれると、気持ちがほんわかします。
photo・文/木守りりんご