冬の気配

層雲峡はそろそろ冬の気配。
この間、やっと雪が融けて花が咲き乱れる春が来た!と思ったのに、すごいスピードで季節が駆け巡っていきました。

15日に雪虫をつかまえました。

雪虫とはトドノネオオワタムシなどのアブラムシの仲間のこと。
蝋状の白腺物質を分泌するのですが、体の回りに白い綿のようなものがついたように見え、これが雪を思わせます。
また北海道では、この虫が飛び始めると、雪が降ると言われています(実際は春と冬前に飛んでいるそうです)。

ふわふわと飛ぶ姿はまるで雪がちらついてきたようで、この虫を見つけるとちょっと嬉しくなります。

16日、層雲峡では植木の雪囲いをしていました。

着々と冬へ向けて準備中です。
まもなく雪が降ります。

photo・文/Shibataro