10月6日 層雲峡の紅葉 〜その4〜

 晴れるという予報ではなかったのですが、朝は青空だったので、層雲峡を散歩しました。
ナナカマドの紅い紅葉が目立ちますが、まだ緑色の葉もあります。

 柱状節理の双槍峰がある高山はモミジの紅葉で有名です。



次々と車が止まりカメラを持った人が現れます。その中の1人が、「6年前に、緑岳とここの素晴しい紅葉を見て、それが頭に焼き付いていて毎年来てるんだけど毎年違いますね。」と言っていました。素晴しい紅葉を見た人はもう一度見たいと思い、満足できなかった人は「今年こそは・・・」と思うようで、大抵はリピーターになるようです。

 層雲峡には柱状節理の奇岩が沢山あり、それぞれ名前がついています。
コウモリが羽を広げたような岩はコウモリ岩と呼ばれています。

 黒岳と桂月岳は、昨日よりも更に雪山らしくなりました。雲が飛ぶように流れるので、山は見え隠れしますが、待っていると必ずその雄々しい姿が見られます。

 層雲峡の気温は徐々に下がっていますが、急激には下がらないので、ナナカマドもモミジもまだ紅葉途中という木が沢山あります。このまま行けば今年は長く紅葉を楽しめるかも知れません。
photo&文 KEI