2月4日 早朝散策

昨夜、寝る前に外の温度計を見てみると、−15℃をさしていました。空には月も出ているので、翌日は冷え込んでもしかしたら凍裂の音が聞こえるかもしれない!と思って、翌朝5時に起きて散策してみました。

凍裂とは、気温が冷え込むことで樹木内の水分が凍り膨張し、樹幹が割れることを言います。−25℃を下回るとこの現象は起きるといわれています。近年では、なかなかこの凍裂音は聞くことが出来ないそうです。

今朝の温度は−14℃。案外寒くなかったので、ちょっと残念。
でも歩いていると、風が強く体感気温はもっと低く、顔など出ている部分が痛いほど。

紅葉谷には温泉の源泉が湧き暖かいので、エゾシカが集まり寝そべっていました。寒い冬をこうして少しでも暖かい場所で過ごしているのですね。

太陽が出てくると、とたんに野鳥のさえずりが聞こえてきます。アカゲラコゲラゴジュウカラなどの声がしてきました。太陽は森の生きものたちに1日のはじまりを告げます。

層雲峡温泉街の目の前にそびえる地獄谷は朝焼けにそまりピンク色になっていました。

クマゲラは例年この時期、6時頃によく目撃されています。早朝散策をしていれば、あわよくばそのうち出会えるかも。。。

早朝の散策は、病みつきになりそうです♪

photo・文/木守りりんご