7月5日 花の山 ニセイカウシュッぺ
今日はニセイカウシュッペ山へ行きました。層雲峡からニセイカウシュッペ山の登山口まで車で約1時間ちょっと、登山口から頂上までは約3時間ほどかかります。登山口は中越林道から。
ニセイカウシュッペ山の出だしは層雲峡の紅葉谷のような植生で、クルマバソウやミゾホオズキ、ミヤマタニタデなどが咲いていました。また、登山道では、日本一遅咲きのチシマザクラがまだ咲いています。
ミヤマキンポウゲやミツバオウレンなどの花々も登山道脇を彩り、また切りたった稜線の一部は今が花盛りでチングルマやヨツバシオガマ、エゾノハクサンイチゲなどが咲いていました。雪渓と高山植物が作り出す風景が最高です!
ウコンウツギ | ヨツバシオガマ |
チシマゼキショウ | チングルマ |
エゾノツガザクラ | エゾコザクラ |
コケモモ | イワヒゲ |
アカモノ | カラマツソウ |
エゾノハクサンイチゲ | エゾマルバシモツケ |
頂上付近ではチングルマが既に羽飾り姿となっていました。早いものです〜。今年は雪が多く、雪どけが遅かったのですが、とけはじめたらその後は早かったようです。
雪渓は沢筋に残っている程度で、登山道沿いにはありません。登山道はドロドロの場所もあり、足元はスパッツや長靴で対策をした方が良さそうです。
初めて行ったニセイカウシュッペ山はまさに花の山でした。
photo・文/木守りりんご