2月6日 番外編☆ 流氷の世界

今日は番外編。層雲峡から離れて、オホーツク海沿いの湧別や常呂町へ出かけ、流氷を見てきました。
層雲峡からオホーツク海の町、湧別まで車で約3時間。
何年も前から見たい!と思ってはいましたが、昨年などはなかなか流氷が着岸しなかったりしてタイミングが合わず見ることができませんでした。

今年こそ!と向かい、ドキドキしながら海を望める高台に立つと、水平線上に白い波のようなものが押し寄せてきているのが見えました!生まれて初めて見る流氷に感激!!

もっと岸に寄っている流氷をもとめて常呂町へ。すると・・・

来てました来てました、流氷が!!

大きな流氷も着岸し大迫力です。じーっと観察していると、流氷がないていました。

キューキュー、キュルル・・・、しゅわしゅわしゅわ〜。
様々な音をたてる流氷に、すっかり心を奪われてしまいました。何時間でもみていたい気持ちになる流氷の不思議な世界。

この流氷がアムール川のほうからやってくると、流氷と共にやってくるプランクトンなどで海がより豊かになり、北海道漁業にも大きな影響を与えるといいます。また、流氷と共に、クリオネやフウセンウオなど可愛らしい生きものもやってきます。流氷は気候が少しでも変わると、日本にやって来なくなってしまうかもしれません。

流氷をずっと見つめながら、海が凍るしくみ、流氷がもたらす恵みなどに思いをはせつつ、いつまでも流氷がやってくる世界でありますようにと願いました。


photo・文/木守