4月29日 エゾリスのごちそう

森を散策中、足元にいっぱいドングリやクルミが落ちていました。

ドングリは割れて中から芽が出ています。その芽が地面に向かって伸びれば、将来は大きなミズナラの木になるかもしれないので、踏まないようにそっと回り道して歩きます。

クルミは堅い殻をまっぷたつに割られて山のように落ちていました。

これは誰の仕業???

エゾリスでした!

おいしそうに頬張っています。層雲峡や上川周辺の昨秋の実の成りは、ミズナラクルミも豊作でした。森の動物達はきっとお腹いっぱい食べたのでしょうね〜。

ザゼンソウも顔を出しました。

ここ数日、気温は低く、夜は雪が降ったりもしていましたが、毎日出会う春の生き物や植物たちが『春』を実感させてくれます。

photo/ケン、木守
文/木守