8月4日 ゴマシジミに会いに

北見峠にゴマシジミが乱舞しているという話を聞きつけて、さっそく会いに出かけました。

ゴマシジミに出会うには、まず北見峠の斜面に生える食草のナガボノシロワレモコウを探します。ゴマシジミはワレモコウ類の花穂に産卵、幼虫は花穂の内部に入り生育し、その後、地上におりていきアリの巣穴に入ります。
そしてアリの卵や幼虫を食べて育ちます。
ガボノシロワレモコウ
ゴマシジミの生息環境

また、ゴマシジミは個体変異が大きく、とても大きいものやヒメシジミよりも小さいものもいました。

ゴマシジミはおもては光の当あたり具合により輝く灰色がかったブルー。
裏は可愛らしい黒の点々模様です。


ワレモコウの蜜を吸うゴマシジミをみつけてさっそく写真を撮りますが、なかなか表をみせてくれません。しかし、おにぎりを頬張りながらのんびり構えていると、じわーっと開いてくれました。


また、雌雄でしょうか。もつれあいながら飛んでいる姿も。

可愛らしいゴマシジミの姿にすっかり一目ぼれしてしまいました。

photo・文/Shibataro