10月2日 層雲峡周辺の紅葉 

大雪山の山々は雪景色ですが、層雲峡温泉街から見える柱状節理がきれいに色付いてきました。山はShibataroさんに任せて、私は、層雲峡周辺の紅葉状況を見に出かけました。
先ず最初に立ち寄ったのは園地。ここは層雲峡を流れる石狩川の対岸にあり、橋を渡って入ります。
園地に入る橋
橋の上から川上側の景色
橋を渡りながら朝陽山や柱状節理の紅葉が見られます。川下側は、冬の氷瀑まつり(2009年1月24日〜3月29日 氷が奏でる極彩色の世界 氷と光の祭典)の会場になる河原です。
川下側 氷瀑まつりの会場になります。
園地の中には小鳥やエゾリスがいて、時々出逢うことがあります。紅葉している木の間から雪の黒岳や桂月岳が見えます。雲の流れがかなり速く雲も多いので、山の姿を全部写すのは難しく、かなり時間をかけてやっと撮れました。
黒岳・桂月岳
次に向かったのは、三国峠。峠の手前にいくつかの紅葉写真スポットがあります。紅葉はかなりすすんでいて、綺麗だったのですが、やはり大きな雲の塊が空を横切っていて、シャッターチャンスは中々訪れませんでした。


紅葉している山の後に木々に霧氷のついた山が見えていて、感動的だったのですが、日が差さないので、目で見ているようには写真に写らないので、全貌を写真に撮ることはできませんでした。

三国峠を後にして層雲峡に向いましたが、その間、雪山と紅葉の素晴しい景色が至るところにありました。中でも大雪湖は駐車場もあり、いろんな景色が楽しめるおすすめの場所です。
大雪湖
大雪湖付近
大函ダム湖も紅葉が水に映って、綺麗です。
大函ダム湖

そして、層雲峡の名所の1つ大函。ここはいま紅葉真っ盛りです。赤や黄色の鮮やかな紅葉です。
大函
大函の紅葉
最後に立ち寄ったのは銀河流星の滝です。滝の前は今紅葉していますが、これから滝の横の柱状節理が紅葉します。
銀河の滝
滝を中心に、高さ100mぐらいの紅葉のオブジェが出来上がるわけですから、その壮大な自然の芸術に言葉を失います。
滝の横の柱状節理
今紅葉は、黒岳5合目から山を下ってきています。大雪山の山々から黒岳をを駆け下りてきた紅葉と層雲峡周辺の紅葉が層雲峡で、合流し、柱状節理を伝わって石狩川に沿って上川方面へと下って行きます。これからしばらく層雲峡は、赤黄色緑の紅葉に染まります。今週から来週にかけて、層雲峡の紅葉をお楽しみ下さい。
photo&文:KEI