11月18日  層雲峡1☆かわいいキツネ

夜、いつものコンタではないキツネがやってきました。

このキツネも昨年、一昨年も来ていて、層雲峡で一番かわいいのではないかというくらいの美貌のキツネ。


降りしきる雪の中、健気にお座りしています。
尻尾をくるんと巻きつけるように座っているのは、どうやらキツネも足が冷たいようです。片足ずつ上げてみたり、ふさふさの尾を足に巻きつけたりして寒さをしのいでいるようでした。

顔にはたくさん雪がのっかっています。

いつもの顔ぶれが集まり始めると、毎年、よくぞ元気に生きていたね、とほめてやりたくなります。

よく見ると、耳をちょこちょこ動かして周りの様子を終始うかがっています。野生に生きるものは、一見慣れているようでいても常にこうして身を守る術をもっているようです。
耳を前へ・・・うしろへ・・・

このキツネは、一見、愛らしいのですが、実はここにやってくるキツネの中では1,2を争う気性の荒さ。
ケンカも強くて、いつもやってくるコンタはこのキツネがペンション前に陣取っていると、陰からこっそりと見ているほど☆

キツネの世界にも当然、順位があるようです。
めんこい!

photo・文/Shibataro