2月23日 陸万 スノーシュートレッキング
10日間近く吹雪いていた層雲峡。今日は久しぶりに天気になりました!1日で数十cmもの雪が降り積もり、毎日毎日雪かき。
ペンション前の景色もすっかり変わり、白い壁が出来ています。
10日前までは暖冬なのか雪が例年より少なくて、温暖化かな怖いな〜と思っていたけれど、この吹雪でトントンです。ヤキモキしててもそのうちプラスマイナス0になるみたいなことって結構あります。案外、自然とはそういうものなのかもしれません。
そんなことはさておき、今日は層雲峡から車ですぐの陸万へ行ってきました。ここは大きな柱状節理の姿が見事な場所!春の新緑、秋の紅葉共に素晴らしい景色です。
昨夏には、リクマンベツ沢の治水工事が行われていましたが、今はただただ白い世界。
スノーシューで歩いているといろいろなものを見つけます。
クリスマスツリーのようなマツ、綺麗なオーナメントのようなつらら氷、
樹齢何十年も何百年も経っているだろう古木の数々、そして森の生きものたち。
クリスマスツリーのようなマツ
岩の上に雪が積もって・・・
左下の人と比べると分かる大きなトドマツ
どこからともなくヒリヒリヒリ・・・と鈴のような透き通った声。辺りを見回すとキレンジャク集団がいました。
どうやらヤドリギの実を食べているようです。
歩かなければ気付かないものに出会えるのがスノーシュートレッキング。
ふと立ち止まると、樹の幹にも苔が何種類もついたりして小さな世界が広がっていることに気が付きます。こんな世界を垣間見れるのも『歩くこと』の醍醐味かもしれませんね。
*おまけ*
清川から望む大雪山連峰は光が当たりキラキラと光っていました。おそらく風がつよくあたる所は雪が飛び、氷になってツルツルになっていると思われます。厳しい冬の大雪山の様子を垣間見ることができました☆
photo/ケン・Shibataro
文/Shibataro