3月10日 クマゲラ先生

層雲峡にはクマゲラの棲む森があります。
そこにはアカゲラゴジュウカラ、エゾモモンガやコウモリ、ニホンザリガニなど沢山の生きものたちが棲んでいます。

この森に、工事の予定が立っています。このままだと、クマゲラに必要な木々が伐採され森が改変されてしまいます。そこで、森の生きものたちにとって居心地のよい森であり続けるために、ペンション山の上のオーナーと私で声をあげることにしました。

クマゲラの森を守りたい!」

工事を計画している側も、この森での工事にはクマゲラに限らず希少な植物など動植物に配慮するということで、様々な対応策を検討してもらっています。

今日はクマゲラ研究の第一人者である有澤先生にも来ていただきました。開発局の方たちと一緒に現地を視察していただき、クマゲラの棲む森を守るために必要なことをご指示いただきました。

「人間と同じようにすべての生きものに生きる権利はある」
これはペンション山の上のオーナーの言葉。
皆にとって棲み心地の良い環境であるために、これからも出来る限り見守り続けたいと考えています。

この件に関しては、これからもリポートを続けていきたいとおもいます。どうぞ皆さんも一緒に見守り続けてくだされば嬉しいです。

photo・文/Shibataro