4月2日 大雪山麓の自然
朝起きると、外は真っ青な空!良いお天気です。しかし風が冷たく、気温の割には底冷えします。
層雲峡では14時半頃、クマゲラが2羽でドラミングをし鳴き交わしていました。おそらく今年も一緒になるつがいと思われます。
雪が融けはじめた地面からはフッキソウが準備万端で春を待っています。
森の生命が皆、温かな日射しの春を今か今かと待っているようです。
フッキソウ | エゾシカ | クマゲラがドラミングしていた森 |
層雲峡から上川方面へ向かう途中、白川からはニセイカウシュッペ山が見事な山容が見られました。
石狩川とニセイカウシュッペ
上川町では春がもう来ているようです。ハクセキレイが飛んでいたり、ネコヤナギのかわいい芽吹きがあちこちで見られました。
ネコヤナギの芽吹き |
いまだに真っ白な雪をかぶる大雪山連峰も、春めいてきた日射しを浴びて一層神々しく見えました。
山麓の生きものたちも、今日は非常に活発に動いていました。
ヒガラ | アオサギ |
こうして大雪山周辺では春へ向かって一歩進んだり、一歩下がったりしながら、季節が進んでいきます。
photo/ケン・木守りりんご
文/木守りりんご