4月8日 春の気配・・・?

層雲峡黒岳ロープウェイと桂月岳

今日はとても暖かく気温は12時で4℃。本州の人から見たら、寒いかもしれませんが、氷点下以下の日々を過ごしてきたためか、もう春なんじゃないかと思ってしまいます。日射しも暖か♪

散歩をしていると、層雲峡にあるエゾヤマザクラの芽が出てきていました。


桜前線が北上していますが、ここはまだちょっと先のようです。
ソメイヨシノと違ってエゾヤマザクラは楚々としていて風情のある桜です。開花をお楽しみに☆

上川へ行くと、綺麗に開花中!フキノトウ

愛山渓ではネコヤナギの芽もまんまるにふくらんでいましたが、畑地はまだまだ雪で覆われていました。昨年の今頃は、雪がとけ地面が見えてきていたところにハクチョウが飛来し落穂などをついばんでいましたが、今年はまだハクチョウもやってきていません。そのかわり、、、農家のすぐ側の畑地の上には、ヒグマの足あとがペタペタペタ。山から川のほうへ歩いていったのか、雪の上には大きな丸い足あとが残されていました。農家のおばあちゃんの家の目と鼻の先!
足あとから見ると、ヒグマはどうやら1週間ほど前にここらを歩いていたようです。
だれも気付かないうちにヒグマはのしのしと歩いていったのでしょうか。

ヒグマは体が重く、雪をぎゅっと踏みつけるため、踏み痕はかたまります。雪融けが進むと、足あとの部分はかたく残り、足あとの周りの雪が徐々にとけていくため、丸い足あとだけが浮いたように見えます。エゾシカなど他の動物の足あとはズボッとぬけているので、全く感じが異なります。

人間だけでなく動物や植物たちも春の気配をしっかり感じているようです。

photo・文/木守りりんご