4月25日 旭川・嵐山のエゾヒメギフチョウ
ここ数日は天気が悪く気温も低かったのですが、今日は昼間の気温もぐんぐん上がり、旭川は散歩日和でした。
旭川の郊外にある嵐山、北方野草園ではすっかり春!春の花が勢ぞろいしていました。
ショウジョウバカマ | ザゼンソウ |
フクジュソウ | エゾイチゲ |
ナニワズ | キバナノアマナ |
そして、エゾエンゴサク!散策路に沿ってブルーに染め上げる花の道はとても綺麗で、テンションも上がります!
エゾエンゴサクはいろいろな色があって、紫や青、薄紅色、空色、そしてアルビノの白。ひとつひとつグラデーションがかっていたり微妙な色合いを楽しめます。ゆっくり花の顔を見るように散策し、お気に入りの色を見つけてもおもしろいかもしれませんね。
水たまりではエゾアカガエルが産卵して卵を守るように抱きかかえていました。そしてエゾサンショウウオの卵もその隣に。
エルタテハ、ヒオドシチョウ、クジャクチョウなど越冬組も飛んでいます。春の蝶、コツバメもいました!春爛漫です!
ヒオドシチョウ | エルタテハ |
クジャクチョウ | コツバメ |
そして忘れてはならないのが、エゾヒメギフチョウの大好きなカタクリ。
まだ蕾も多いですが、日当たりの良い斜面は満開!カタクリ色に染まっています。
そこではエゾヒメギフチョウが低空飛行でひらひらと飛んでいました。
正午頃、日射しが出てポカポカしてくると、次から次へと飛びはじめます。
13時過ぎると、今度は地面に止まりがちになりました。地面が温まっているのであたたかいのかな?
先にオスが発生し、しばらくするとメスが発生するエゾヒメギフチョウ。今、嵐山ではオスもメスも両方いるピークです。
一年ぶりに再会するエゾヒメギフチョウのこの舞いを見て、ワクワク!やっぱり春の使者ですね!
photo・文/木守りりんご