5月24日 大雪山麓の森でクマゲラな1日
昼間、11時50分頃、うちのペンション近くでクマゲラの鳴き声が聞こえました。しばらくすると、層雲峡温泉街の上をクマゲラが飛んでいきました。いつものメスクマゲラかな?
今日はついてるぞ〜、と紅葉谷へ出かけると、昨日、一昨日と降った雨で九十九沢の上に細い滝が出来ていました。この滝は結構な水量がないと現れないので、ふだんは見られず幻の滝と化しています。
陸万のキャンプ場周辺は野鳥がいっぱい!様々な野鳥の声につられて、あっちにフラフラ、こっちにフラフラしているとアカゲラやゴジュウカラ、シマエナガ、ホオジロなどにすぐ会えます。
ゴジュウカラ
陸万の森からはエゾハルゼミの声が聞こえてきました。1年ぶりに聞くこの声、とても懐かしく感じます。日射しが強く暖かかった3日前、高山でもエゾハルゼミの初鳴きが聞こえました。
エゾハルゼミの抜け殻
その後、上川方面へ足をのばすと、新緑はだんだんと深い緑に変化してきました。森の中はニリンソウが全盛期です。沢沿いにはエゾノリュウキンカが終わり、今はワサビの白く可愛い花が咲いています。
上川ではクマゲラも目撃!オスのクマゲラがコロコロコロコロ・・・と飛んできました。
巣穴近くにとまり、その後、巣口でズルッと落ちそうになって慌てていたのがコミカルでした。その後、サッと巣内に入っていきました。
そろそろ繁殖シーズンのクマゲラ。大雪山麓の森のあちこちで、クマゲラたちはこれから忙しく子育てをするのでしょうね(^^)
photo/ケン・木守りりんご
文/木守りりんご