9月28日 着々と色を深めている紅葉谷
久しぶりに紅葉谷へ行ってみました。高原温泉・赤岳・黒岳と騒いでいるうちに、紅葉谷は順調に色づいていました。
層雲峡の黒岳ロープウエイ駅舎の前から、橋を渡りカーブしながら上に登って行く道を、10分ぐらい歩いたところに紅葉谷入口があります。
途中から紅葉した木々や柱状節理の紅葉を眺めることが出来ます。
柱状節理の紅葉
紅葉谷散策路入口付近には紅や黄色のカエデやモミジがあります。
入口を入って行くと、カツラの黄色が目立つようになります。この辺りから甘い香りが漂ってきます。
カツラの巨木
カツラの葉
「森林浴」という言葉を聞いて久しくなりますが、紅葉谷は森林浴にはピッタリの森です。森の植物たちが出しているフィトンチッド(主にテルペン類)の香りだけでもうっとりするのですが、幾つもの小さな滝の音、小鳥の囀り、風のささやき、温泉の源泉のせいでしょうか場所によって温度の違う空気が流れていて、とても気持ちのいい空間なのです。
紅葉谷の奥に紅葉滝がありますが、そこまで片道30〜40分です。多少のアップダウンはありますが、森林浴のおかげでしょうか、私は紅葉谷に来て、疲れたと思ったことはありません。フィトンチッドの香りを吸い込むことで、安らいだ気分になり、血圧が低下し、アルファー波が増加するなどの作用があるそうです。
紅葉滝
美しい紅葉を楽しんで、心も体もリフレッシュできる紅葉谷へ是非お出かけ下さい。
photo&文 KEI