10月25日 層雲峡小学校 最後の学芸会

今日は層雲峡小学校の学芸会。子供の人数が減り、閉校してしまうので、今年が最後の学芸会です。

朝、小学校までの道のりを歩いていると、今日は晴天でとても良い気持ち。でも空気がひんやりとしています。足元を見ると、草も木々も霜で白くなっています。

陽があたると、キラキラと光り、まるで宝石のよう。

層雲峡は植木などをネットで覆うなどして、すっかり冬支度を終えています。

小学校に着くと、もう学芸会は始まっていました。『みんな笑顔で心に残る学芸会』というスローガンのもと、器楽の合奏、合唱、劇などを一生懸命やっている姿が印象的でした。

劇には校長先生も登場していました♪

小学校は森に囲まれた素敵な学校です。

こんなに豊かな自然の中で育った子供たちだから、「クマゲラの来る学校」と教育の一貫としてうたわれているように、クマゲラのことは子供たちも身近な存在としてよく知っています。

また校舎もとても素晴らしく、木彫りの飾りやフローリングが温かみを感じます。

このように素敵な学校がなくなってしまうのは本当に寂しいです。また何かの形でこの場所が生きていけると良いなと思います。
そして、ここ層雲峡で育った子供たちは元気でたくましく見えます。そのままで元気に巣立っていって欲しいなと思いました。

photo・文/木守りりんご