8月27日 自然を見る力

天気の良い今日は、層雲峡園地を散策してきました。層雲峡園地は、層雲峡温泉街から国道に出て、橋を渡るとすぐです。橋の下には石狩川が流れていますが、23日の大雨で、流量も多く、ドロドロの流れになっています。


地元のオーナーの話によると、「どんなに大雨が降っても昔はこんなに茶色く川が濁らなかった。こんなドロドロになるのは、上流部で森林伐採をして地表面がかき乱されているのだろう。」とのこと。その話を聞くと、いつもは澄んでいるこの石狩川の茶色くなった姿がとても痛ましく、悲しいものに見えてきます。地元に住む人ならではの観察眼、私も養っていきたいと思いました。
そのためには、毎日毎日、雨の日も風の日も観察するのみです!

層雲峡のナナカマドの葉はうっすら赤くなっているものもあります。結実もしています。

森の木々も、春の新緑、夏の深い緑とは異なり、どこか黄色みがかかってきました。短く濃い夏を生き抜いてきた植物たちが最後に変身する前に一息入れている、そんな風に私には思えます。

黒岳頂上付近では草紅葉が始まったようです。近々、偵察に行ってきます☆

photo・文/木守りりんご