8月21日 ダイモンジソウを探しに紅葉谷散策

 層雲峡の上を雲がものすごい速さで動いています。層雲峡峡谷を雲が3分ぐらいで渡ります。こういう日のお天気はどう表現すればいいのか困ります。日が射したり陰ったり急に雨が降り出したり。
今日は「山のメッセンジャーニューフェイスのダガバジさんと紅葉谷のダイモンジソウの様子を見に行くことにしました。準備OKさあ出かけようという時に雨がザーザー降ってきました。しばらく待って出発、紅葉谷散策中はあの雨が嘘のよう。
紅葉谷にはミズヒキ・ノブキ・ミヤマセンキュウ・サラシナショウマなどが咲き、層雲峡の国道沿いではもう終わってしまったホサキナナカマドが滝の近くで咲き始めています。

ノブキ サラシナショウマ

ホザキナナカマド

白い花が多い中で水色のエゾアジサイは周りを明るく照らしているように見えました。またここにはヒカリゴケがあります。足元を探しながら歩くのですが、見つかると宝物を見つけたようで嬉しくなります。

エゾアジサイ ヒカリゴケ

 ダイモンジソウはちらほら咲いていました。花期はこれからのようです。

紅葉滝の前に行くと冷風が吹いてマイナスイオンがいっぱいという感じです。


紅葉谷の入口近くには温泉の源泉があるからでしょうか、帰り道には涼しい紅葉滝の感触が急に暖かい空気に変わるのが肌で感じられ、紅葉谷と同化しているかのようでした。また、松の香り、カツラの甘い香り、植物たちが放つ様々な香りがして、とてもいい気分です。今は全体が緑色ですが、秋には赤・黄色・オレンジ色に変わることを思い描きながら1時間程の森林浴を終えました。
photo&文:KEI