2月24日 愛山渓散策

今年は雪がとても多く、愛山渓の道路や民家の屋根にはずっしりと雪が積もっています。離農したり冬の間は住んでいない民家は、屋根の雪の重みでつぶれてしまいそうです。

クマゲラ食痕もありました。カラマツの木で採餌をしていたようです。クマゲラの大きなノミのような嘴のあとがわかるでしょうか?

このクマゲラが餌を食べにきている森の横には、クマゲラやエゾモモンガがすみかにしていた70年以上も経つ古いトドマツの森がありました。その森も4年ほど前に伐採されてしまいました。今となっては、この通り。

クマゲラや他の生きものがすめるような森になるには、相当の年月が必要だということを改めて感じさせられる、私にとっては気持ちを引き締められるような場所です。

photo・文/木守りりんご