8月4日 オオイチモンジ♀、乱舞

今日は大雪ダム周辺の林道へ行きました。そこはドロヤナギの木が生えており、その周辺にはオオイチモンジが舞っています。昼の11時過ぎに現地へ着き、オオイチモンジが現れるのを待っていると、太陽が雲から顔を出し、じりじりと暑くなってくるのを感じたとき、オオイチモンジが突然あちこちで乱舞し始めました。あっちでもこっちでも!下から見上げるオオイチモンジは翅が陽光に透けてとても綺麗!メスの太く白い帯はかなり目立ちます。

その後、日が陰ると、不思議なくらいパッタリいなくなります。そして、また日が出てくるとあちこちで舞いだします。

他のクロヒカゲやシータテハなどはいつでもひらひらと飛んでいるのですが、オオイチモンジは太陽光、気温などが随分と左右するようです。
 

新鮮なメス個体が多く見られました。ケンちゃんトラップの効果は抜群です。普段、木の高いところにいるメスが知らないうちに次々と降りてきます。

珍しいことに、帽子にも降りてきました。

ペンションにお泊りの小松氏は20頭GETしました。8月に入って、オオイチモンジのメスのピークはこれからまだまだ続くようです。

葉に映るオオイチモンジの陰

オオイチモンジのほかにも、コムラサキ、シータテハ、エルタテハ、ヒオドシ、コヒオドシ、クジャクチョウ、アカタテハ、イチモンジなどのタテハ類とキアゲハやメスグロヒョウモンなどの夏の蝶が森には沢山飛んでいます。

photo/ばなバナナ&木守りりんご
文/木守りりんご