7月8日 浮島湿原

今日は浮島湿原へ行っていました。
ここは、標高約870mの高層湿原です。面積は約22ヘクタール、周囲は約3Kmあり、大小70余りの沼が点在しています。

高層湿原は、標高が高いことが等が影響し、植物が秋に枯れてもほとんど腐ることなく枯れ残り、それらが厚い泥炭の層になったもので、沼のなかには浮島ができているものもあります。

湿原部にはエゾヒツジグサなどの水生植物、モウセンゴケなどの湿性植物、チングルマなどの高山植物が生育し、湿原の周辺部は、アカエゾマツを主とする亜寒帯林と特異な環境をつくりだしています。

今日はとても良いお天気でしたので、真っ青な空が湿原の水面に映り込み、素晴らしい景色を見せてくれました。


今は、ワタスゲやイソツツジ、エゾゴゼンタチバナ、ヒメシャクナゲなどが咲いています。


これからはトキソウやタチギボウシなどの湿原ならではの花々も咲きそろいます。

駐車場から湿原まではチップの敷かれた道を歩き、湿原には木道が整備され、ハイキングにはおすすめの気持ちの良い場所です。


ph/ ダブルチェックおじさん
文/木守りりんご