9月15日 銀泉台〜コマクサ平の紅葉

 9月8日にチラッと銀泉台の紅葉を見に行きました。その後どう変化しているか見に行くことにしました。9月12日からマイカー規制が行われていて、層雲峡からの定期バスと、大雪湖レークサイト臨時駐車場からのシャトルバスが運行されています。
層雲峡〜銀泉台定期バスは1日2回、レークサイト〜銀泉台シャトルバスは30分後とに15本あります。
7時に層雲峡を出発しました。途中大雪湖に雲が漂っていたので、車を止めてシャッターを切りました。それから大雪湖レークサイト臨時駐車場へ。
大雪湖
大雪湖レークサイト臨時駐車場
バスに揺られること30分。銀泉台に到着。紅葉シーズンと連休が重なって登山者の行列ができていました。赤岳登山口では、大雪山国立公園のパークボランティアの方が、赤岳の紅葉情報と登山に関する注意事項のレクチャーをしていました。

銀泉台登山事務所 赤岳登山口 紅葉情報ボード

銀泉台斜面はいつもならカメラマンの列ができているのですが、今日はほとんどいません、「もう終わったのか?」「始まったばっかりじゃないの?」などという話し声が聞こえます。今年の紅葉は、スタートでフライングしたものがすでに葉っぱ落としているし、これから紅葉しそうなものもあるので、どちらとも言えません。確かなことは、赤い色が少ないということです。つまり今年の紅葉の色はソフトでおだやかとでも言いましょうか・・・。確かに見る方向や場所や種類によっては終わっているように見える場合もありますが、きれいなものやこれからのものも沢山あります。今日はそういうものを見つけて楽しんできました。


銀泉台斜面・第1花園・第2花園の紅葉
クロマメノキと第三雪渓
クロマメノキの実と紅葉
ウラシマツツジの紅葉チングルマの紅葉と綿毛
チングルマの紅葉と綿毛
コケモモの実
ウラジロナナカマドの紅葉
ウラジロナナカマドはせっかちらしくほとんどが、早く紅葉し終わって葉が落ちています。ところがじっくりと待っていたものもあって、淡い紅葉の中のアクセントになっています。クロマメノキ・チングルマ・ハイオトギリなどはこれから赤くなって目立ちそうな気配です。そういうものを見つけて写真を撮るのも宝探しのようで面白いものです。
photo&文:KEI